3. レベル
はじめに
レベルは以下の理論などが絡み合うため、複数の記事になることを想定。
- レベルの強さ(相対関係)
- ファーストタッチ vs ファーストテスト
- サポートロストとサポートゲイン
この記事では基本的なレベルのコンセプトやポイントを紹介することにフォーカスする。
ポイント
ルール
- 過去に発生したアキュムレーションとレジスタンスからレベルを定義できる。
- レベルが破壊されるまでそのレベルでトレンドは反発する。
- ファーストタッチはほとんどの確率で拒絶される。
- レベルはアキュムレーションとディストリビューションの発生を促す。
- サポートがリスペクトされる(そのレベルが参考にされる)とアキュムレーションになる
- 下降してもサポートにタッチしないと上昇する。
- ==> ※ サポートエリアがアキュムレーションのゾーン
- レジスタンスがリスペクトされる(そのレベルが参考にされる)とディストビューションになる。
- 上昇してもレジスタンスにタッチしないと下降する。
- ==> ※ レジスタンスエリアがディストリビューションのゾーン
- サポートがリスペクトされる(そのレベルが参考にされる)とアキュムレーションになる
買い/売り時
サポート | レジスタンス |
---|---|
買い時を示す | 売り時を示す |
レベルが破壊される可能性のあるタイミング
サポート | レジスタンス |
---|---|
ディストリビューション中 | アキュムレーション中 |
レベルが破壊されるとそのレベルは反転する
サポート | レジスタンス |
---|---|
レジスタンスへ反転 | サポートに反転 |
トレンドとウェッジ
トレンドとウェッジは常にサポートとレジスタンスとしての機能を果たす
トレンド == レベル
トレンドラインから上昇すればそのトレンドラインはサポートとして機能する。
トレンドラインから下降すればそのトレンドラインはレジスタンスとして機能する。
(トレンドについて別記事で詳述)
ウェッジの枠 == レベル
ウェッジの中もレベルとしての機能を果たす。 (ウェッジについて別記事で詳述)
レベルの強さは、
- タイムフレームの長さに比例する
- 例). ウィークリーで示されたレベル > デイリーで示されたレベル
- 突き破られた回数に比例する。
トレンドサポートの強さは
- レベルの近さに比例する。
適切にレベルを見つける方法
- ウェッジを作る
- トレンドを作る
- 全てのタイムフレームを使う
- どのタイムフレームで引いたレベルなのか色を分ける
- スイングローとスイングハイで線を引く
- スイングハイの高値と安値 ==> レジスタンス
- スイングローの高値と安値 ==> サポート
[簡単に実演] スイングローとスイングハイで導くレベル
- スイングローとスイングハイで線を引く
ウィークリーのタイムフレームで、三つのポイントでスイングローとスイングハイにマーク。
宗教的なまでに
タイムフレームをデイリーに戻して確認。
こんな単純にレベルを引いただけだが、このレベルが未来に宗教的なまでにリスペクトされていることがわかる(以下でルールを振り返りながら解説をする)。
ルールを振り返りながら解説
> レベルが破壊されるまでそのレベルでトレンドは反発する。
==> レベルが破壊されるまで、そこのサポートとレジスタンスの間を行ったり来たり、そこのゾーンに留まるということ。
- 青: レジスタンス
- 黄: サポート
レベルの破壊は二つのレベルを超えたら発生。
レジスタンスとサポートは反転してゾーンが遷移。
> ファーストタッチはほとんどの確率で拒絶される。
> レベルはアキュムレーションとディストリビューションの発生を促す。