4. ターゲット
ターゲットとは
(自分も含めた)プレイヤーの決める買い/売り時のポイントのこと。
ターゲットはアキュムレーションであり、ディストリビューションもまたターゲット。 ==> どこで買い集めて(アキュムレーション)、どこで売る(ディストーション)のか。
ターゲットはなぜ大切なのか
- ターゲットは...
- リスク回避のために使える
- チャートがなぜそのように動くのかを示してくれる
- いつ買い集めていつ売ればいいかを示してくれる
- プレイヤーのエントリーとイグジットに影響を与えている
- ...から。
ターゲットをどのように決めるか
- 前提の分析
- アキュムレーションとディストリビューションを理解する
- レベルを見つける
- トレンドを見つける(トレンドの遷移(破壊)が行われているポイントに着目する)
- ウェッジを見つける
- ピークと谷を見つける
以上の分析後に、トレンドを基準にした、自分の考えるシナリオ(予測)を支持することのできるターゲットを決める。
また、ターゲット到達への失敗や成功に基づいて、常にターゲットは柔軟に適用させること。
エントリー待ち
- サポートをターゲットにする(最大限に値下がりしたところで買う)
- ターゲットを複数持つマージンを用意すること
- 自分が決めたサポートまで完全に到達しきれなかった場合など、ターゲットはある程度サポートエリアの範囲内で複数持っておく(自分のサポートが間違っている可能性もあるため)
- イグジットする時はエントリーした値段よりも低い値段で再エントリーできるかどうか狙うこと
- 再エントリーポジションをまた新たなターゲットと設定すること
- エントリーした時点で売りのターゲットは確実に決めること。
イグジット待ち
- レジスタンスをターゲットにする(最大限に値上がりしたところで売る)
- ターゲットを複数持つマージンを用意すること。
- もしターゲットまで到達しない場合は、妥協して売る決断もすること
- ターゲットを複数持つことを念頭に、チャートの動きに対応させること。
- 常により良いポジションでエントリーできないのか、自分のターゲットは失敗していないか自分のポジションを再検証すること。
タイミング
どのタイムレフームでどうタイミングをとってエントリーして売り抜けるか これがターゲットを決める中で一番大切なこと
自分のターゲットは自分で決める
自分が導いたシナリオ、生み出したクライテリアでターゲットを決める。
誰かのではなく、自分のターゲットを信じる。
リスクを高める行為
- どっちのターゲットがヒットするのかを待つこと
- 自分の決めた売りのターゲットに固執すること
- 確信のなさからターゲットを簡単にアジャストしてエントリーしてしまうこと(自分の導くシナリオの根拠を固めてからターゲットを設定すること)
- 書籍を参考にすること
リスクを下げる行為
- 買いのターゲットに固執すること
- 確信のなさからポジションを捨てること
- チャートの動きを分析し続けること